診察をお引き受けできない場合があります
他の医療機関での治療を中断して受診したい場合
必ず以前に治療を受けた医療機関からの紹介状(診療情報提供書)を送ってもらってください。紹介状をいただいてから、診療をお引き受けできるかどうかの判断をさせていただきます。
当クリニックを受診しようとする前に一度でも治療を受けていた医療機関の診療の効果等については、原則的にその治療を受けた医療機関で相談することを強くお勧めしています。(診療契約上の問題は、当事者間で解決すべきです。)
閉院等で依頼できないなどやむを得ない場合は、事情によりご相談をお受けしますが、ご自身の判断で治療を中断した場合などはお引き受けできません。
※ 一度診察を行なった上で、以前受診された医療機関に戻って再度相談することをお勧めする場合もあります。その際は当クリニックでの診察に関して「自費初診料」をちょうだいしています。
- 前の医者が信頼できない
- セカンドオピニオンが必要ならば、その医師に事情を話しセカンドオピニオン用の紹介状を書いてもらってください。
前医の診療方針が妥当かどうか判断します。通常はセカンドオピニオンは自費です。
問題なければ元の医師に戻るようお話しすることになります。 - 前医とケンカした
- 本来すべきことではないので困ったことですが、医者も患者も人間同士ですから、信頼関係が結べないこともあるでしょう。ひとまず謝罪の上他医者に当てた紹介状を書いてもらうよう頼めば、よほどの場合以外拒否はしないはずです。
エステ・美容外科などの術後トラブルで受診したい場合
必ず施術を受けたエステ等から紹介状を送ってもらってください。紹介状をいただいてから、診療をお引き受けできるかどうかの判断をさせていただきます。
自己責任で受けた施術等の結果起こった障害や不利益に対する治療については、まずは施術を行なったエステ等に、治療費をどちらが負担すべきかを含めてご相談しておいて下さい。
トラブルの原因となった施設からの紹介状を読ませていただいてから、診療をお引き受けできるかどうか判断させていただきます。
- 美容手術を失敗された
- まず執刀医に相談してください。再手術やリカバリーは執刀医の判断に従ってください。できれば執刀した医師から上級医を紹介してもらってください。
執刀医からの診療情報提供があれば、前医の診療が妥当かどうか判断します。通常はセカンドオピニオンは自費です。
問題なければ元の医師に戻るようお話しすることになります。 - 失敗されたと思うので診断書が欲しい
- まず執刀医と相談してください。トラブルになってしまった場合、当クリニックでは紛争の介入はしません。損害賠償につながる診断や証言はお断りしています。一般的には公的医療機関で診断を受けることをお勧めしています。
大江橋クリニックでは、エステサロン等で施術を受けてもよいか等の判断を行ないません。
※ エステ等の提携医療機関、あるいは消費者センター等で相談することをお勧めする場合があります。その指示の根拠となる医学的判断に際しては診察を行い「自費初診料」をちょうだいしています。
診察においでになる際にご注意いただくこと
大人は一人で来院を、会話は日本語のみ、マスク必須
当クリニックの基本的な診療方針です
成人は一人で、未成年の初診は保護者同伴で
患者さん以外のご同伴はお断りしています
外国語での診療はお断りします(別ページ)
感染防止対策でもあります
説明や意思の疎通に時間がかかると会話時間が激増します。様々な伝染性疾患の感染機会が倍増します。通訳を介した会話は誤解の元となるだけでなく、人口密度を増やします。
同伴者と患者さん本人の理解度が異なると、説明が二重になり、同伴者の質問に別に答える必要が生じるなど会話時間、会話量、感染機会が倍増します。また患者さんの意思決定に同伴者の方が介入する場合があります。

感染機会をできるだけ減らすため、医師の指示があるまで勝手にマスクを外さないでください。できるだけ周辺のものに手を触れないでください。
患者さんが診察室を出た後、手を触れた場所や衣服などを置いた場所、座った椅子や寝たベッドなどを随時消毒しています。ご協力をお願いします。
見た目の(美容的な)ご相談は自費診療です
※ 保険証をご提示いただいても自費診察となります。
「美容」「見た目」「外見」「美醜」に関わるご相談(顔や首、手などのできもの、ニキビ・ニキビ跡相談、目や耳の変形、シミ・くすみ、あざなど肌の色の変化、めだつ傷痕、手術後のトラブル、他院治療後の修正希望など)、予防医療(加齢対策、皮膚のたるみ等)は原則的に美容診療(自費)といたします。
※ 自費初診料は税込5,500円〜11,000円です。(ご相談の内容、箇所、必要な時間によります)再診療も自費です。
※ 診察は施術契約を取るための営業トークではありません。これから行う治療の基礎となる「診断」を行う最も大切な時間です。大手のチェーン店美容外科などでよく見かけるいわゆるカウンセリング(と称する勧誘)と混同しないでください。



当クリニックの診療の主体である耳介(耳の形)やまぶた(眼瞼下垂の相談等)のご相談、レーザー治療をはじめ、頭頸部や顔面のほくろやイボ、シミ、肌のくすみ・くまなど、また顔面や体の色素沈着、ニキビ跡の治療や傷痕の修正、しわやたるみの相談などは保険外診療になります。
診断の結果、今後の治療を健康保険を利用して行うことにした場合は、次回の(2回目の)診察から健康保険適用といたします。
※ 先天的な変形やケガ・病気など、ご本人の認識では美容目的でないものも、健康保険の診療報酬一覧表に明確な定めがない場合は保険を適用できません。
例 : 副乳の切除、ADMやお尻の(通常の)蒙古斑のレーザー治療、後天的な耳の変形、傷跡の見た目の改善などについては、健康保険に定めがありません。
具体的には、次のようなご相談も自費診療になります。
- 眼瞼下垂症かどうかの診断・瞼のたるみ・逆まつげの修正・二重まぶたの形の相談・瞼周囲のできもの・瞼の術後の変形など
- 立ち耳・柔道耳・耳たぶや耳介の変形・左右差・耳のケロイド・耳介周囲のできもの・ピアス関係など耳の形や変形に関するご相談
- レーザーによるあざの治療・美容レーザー・シワ・たるみ・薄毛のご相談・レーザー脱毛 など
- 顔面・頭部の傷痕修正(ニキビ痕等のレーザー治療などを含む)・運動制限を伴わない体の傷痕・自傷・刺青などの切除修正
- 顔面・頸部のイボ・ほくろ・シミ・できもの等をきれいに除去したい場合
- 乳輪乳頭・へその形等の修正
- 他の医療機関の治療結果に対するご相談、修正手術の相談、スキンケア・美容に関するご相談
- 酒に酔って階段から落ちた、ケンカや自傷の傷跡、イレズミをとりたいなど、けがや病気の原因が 自己責任の範囲となる場合
- 暴行を受けて殴られた、エステの脱毛でやけどしたなど他人の行為が原因となった場合(加害者に支払い責任があります)
成人はご本人のみ(同伴不可)、未成年は保護者同伴で

診察には患者さんお一人でおいでください。ご同伴の方は1階ロビー(院外)に待機していただくか近隣の喫茶店、公共空間などをご利用ください。通訳や付き添いも原則として同席できません。
成人の場合、ご家族であっても医療情報をご本人以外にはお伝えしない方針を採っております。個人情報保護と自己決定権の扱いは近年厳しくなっており、ご家族にも病状を知られたくない方もいれば、家族間で治療方針の合意ができない場合もあるからです。(場合により、通院している事実も申し上げられないこともあります。)
また、ご本人自身が症状や治療法を正確に理解して御同意いただけない場合、ご本人の協力が得られないなど今後の治療が困難になることがあり、治療方針等はご本人に十分ご理解いただいてから、ご自身の言葉でご家族に説明いただくようにしています。
乳幼児はお連れにならないでください。ご本人の処置の間お預かりする事ができませんので、必ずお一人でご来院ください。
令和4年4月から成人に達する年齢が18歳に引き下げられました。18歳の誕生日を過ぎていれば成人とみなし、ご本人のみの診察となります。ご両親にはまだ頼りなく見えるかもしれませんが、成人はご自身で治療法を判断し、同意していただくことになります。同伴者は診察室にお入りいただけません。

未成年の場合
未成年は保護者の同意がないと重大な決断ができないことに法律上なっています。聡明な患者さんであっても未成年の場合、保護者同席で治療法をご説明し保護者の方に同意していただく必要があります。
ただし、ご相談内容によっては、本当の気持ちを聞き出したり心理治療などを行うため、同伴者に一時院外にご退席いただくこともあります。
もちろん、2回目からの通院中は特に症状が変わらなければお子様だけで診察を受けていただくことに問題はありません。
子供(15歳未満)の初診は受け付けていません

15歳未満の患者さんの初診は受け付けていません。
耳介の形成手術を行なっているため乳児の折れ耳などのご相談がありますが、現在は受け入れておりません。小児科の主治医を通じて小児形成外科を専門とする形成外科医に紹介してもらって下さい。
予約時間にご来院ください

予約時間にご本人が直接ご来院下さい。初診の患者さんは特に診察にお時間がかかります。
遅れた場合診察ができないことがあります。
おいでになってからカルテを作ります
初診の患者さんはマイナンバーカードで登録していただいたり保険証の番号や住所氏名生年月日の確認を行い、新たにカルテを作成します。不足する情報を補うため問診票をお渡しすることもあります。
※ 予約フォームの【ご相談内容】に「眼瞼下垂」とか「ホクロ」とか一言だけしか書いてくださらない方が稀にあります。これでは全く情報がないのと同じです。いつからどこに(左右の別は大事!)どんな症状があり、どこのクリニックで何回治療した、市販薬の何を塗ったら・飲んだらどうなった、というように具体的に書いてください。的確に書いていただけると、それだけで診断から治療法、費用まで予想がつくこともあります。