他院で受けた不十分な眼瞼手術の救済手術
〜 Esthetic Plastiic Surgery for Post-op Scar 〜

眼瞼瘢痕他院修正術前 大江橋クリニック 眼瞼瘢痕他院修正術後 大江橋クリニック
眼瞼瘢痕他院修正術前 大江橋クリニック 眼瞼瘢痕他院修正術後 大江橋クリニック

十数回の手術で収拾がつかなくなった瞼の瘢痕を整理し、
1回の手術だけで何とか許容できる眼瞼を作成しました

大江橋クリニックは他院の眼瞼手術の修正手術もしています

  • 眼瞼下垂症手術、重瞼手術、内反症手術などの術後変形を修正しています
  • 難易度の高い複数回の他院術後修正手術でもご相談に応じます 
  • 原則的に紹介状が必要ですが難しい場合はあらかじめご相談ください

まずはいくつかの症例提示

重瞼手術の後眼瞼下垂症手術を2回受けたが瞼が重い

術前→術後。
左瞼の重さ、右瞼の分厚さ、左右差などが気になって受診した。

眼瞼瘢痕他院修正術前 大江橋クリニック 眼瞼瘢痕他院修正術後 大江橋クリニック

何が問題で、どこをどの様に修正したかについては、別に症例提示のページにまとめる予定です。

下眼瞼たるみとりと眼瞼下垂症手術を受け左右差が著しくなった

術前→術後。
右瞼が開きすぎて三角目、左瞼は上がらず直線的になった。左右差などが気になって受診した。

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おそらく先天性の左眼瞼下垂があり、不適切な手術で左右差が拡大したと思われるケースです。この後も追加の修正手術をしています。何が問題だったかについては、別に症例提示のページにまとめる予定です。

睫毛が目に入り内反症手術を受けたが改善しない

術前→術後。
眼科で手術を受けたが改善せず、その後何軒か相談したが、もう一度手術しても良くなるかどうかわからないと言われ心配で受診した。

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眉と目の間が非常に狭いので、瞼のボリュームを減らし奥二重を作らないと解決しないケースでした。どの様に修正したかについては、別に症例提示のページにまとめる予定です。

内反症手術を受けたが改善せず眼科で下手なところで受けない様言われ受診した

術前→術後。
形成外科で手術を受けたが改善せず、その後眼科で相談した、そこは下手だから他を探すよう言われ探して受診した。

眼瞼瘢痕他院修正術前 大江橋クリニック 眼瞼瘢痕他院修正術後 大江橋クリニック

瞼縁のギリギリまで密にまつ毛が生え、皮膚を吊り上げ気味に瞼板にしっかり固定しないと解決しないケースでした。どの様に修正したかについては、別に症例提示のページにまとめる予定です。

19才頃から埋没、小切開、全切開など重瞼手術を7回以上受け重瞼ラインが複数ある(実はポリサージェリーであった)

術前→術後。
最初、重瞼ラインが1本になれば重瞼の形は問わないと言うので引き受けたが、その後実際には様々なクレームが多発、微細な修正手術を繰り返した後、もうここでは受けたくないと怒って帰った症例。

眼瞼瘢痕他院修正術前 大江橋クリニック 眼瞼瘢痕他院修正術後 大江橋クリニック

都合4回の手術を行なった。いずれもしない方が良いと言う説得に応じず、術後は予定通りの術後経過にも関わらず「こんな結果になるなら手術は受けなかった」と言う繰り返しとなった。

眼瞼瘢痕他院修正術後 大江橋クリニック

最後の「修正?」手術後は「切開した目尻の傷がM字になっている」と言うがそれがどうしても確認できず、「他の病院で治すが、なぜこんなことになったのか説明しろ」と言われるが正常な結果であり答えようがない、というと怒って帰ってしまった。(M字になっているという切開した目尻。上の術後写真は怒っているので左眉が下がっている)

眼瞼手術後の傷痕(瘢痕)や変形をきれいに治す

他の美容外科・形成外科で受けた手術の結果がご希望通りにならず修正を希望される場合は、まず執刀した主治医とご相談してみてください。執刀医の再手術を受けることがためらわれる場合には、一旦セカンドオピニオンとしてご相談をお受けし、大江橋クリニックで修正手術が可能と判断した場合に「修正手術」をお引き受けします。
多くの場合素直に結果が出ない理由があるはずなので、それを探りながらの手術となり、瘢痕に切り込むため出血や腫れも大きくなります。時間をかけて丁寧に処理する必要上手術時間も長くなるため、手術費用は高めに設定しています。ご了承ください。

他院術後修正の基本的な考え方

他院術後の修正は、積極的にはお受けしていません。本来は最初に執刀した医師が最後まで責任を持つべきだと考えるからです。できる限りもういちど執刀した医師のところに相談に行くようにお勧めしています。希望通りにならなかった理由が、明らかに医師の技量不足である場合(例えば左右の切開ラインが対称でないなど)には、ご相談の上お引き受けすることもあります。


症例:最初の重瞼術失敗後、他院で十数回の手術
眼瞼瘢痕他院修正術前 大江橋クリニック 眼瞼瘢痕他院修正術後 大江橋クリニック

このページのトップにあげた症例:最初の重瞼術失敗後、大江橋クリニック受診までに多くの医療機関を転々とされ、十数回の修正手術、10回近くの脂肪注入や切除、人工物の注入と溶解、真皮脂肪・腱膜・人工物等の移植を受けられていました。いつ何をしたかも順序も覚えていない状態でした。丁寧な問診でできるだけ順を追って行われた操作を推定していきました。この様な場合、誰が責任を取ったらいいのでしょうか?

瞼本来の組織は眼輪筋も眼窩脂肪もほとんど切除されて残っておらず、複数回移植したり切除したりを繰り返した移植腱膜や腹部の脂肪、人工注入物と瘢痕の無秩序な塊に置き換わっていました。
かろうじて残っていた眼瞼挙筋の断端を見つけ出して修復し眼瞼下垂症手術を行い、異物を可能な限り切除して二重瞼を作成しました。手術は1回のみです。術後1年目の写真です。残った傷跡の修正を提案しましたが、もうこれでいいとのことでした。

他院術後の修正は紹介状が必要です

※ 上記の例のように誰がどの様な手術をしたのか全くわからない様な場合、通常はお受けしないのですが、いずれは誰かが決着をつけないといけない状態だったので今回に限り手術しました。
他院術後の修整手術については、可能な限り執刀医からの紹介状(診療情報提供書)をお送りいただいています。廃院や医師の退職、転居などでどうしても前医と連絡が取れない場合は、その旨ご相談ください。
※ 基本的に自費美容手術の扱いになります。手術費用は難易度により税別50万円〜120万円程度となります。

前医との信頼関係が崩れるなど対応してもらえない場合

前医に対する不信感等が残るなど、執刀医の診察を受けること自体が困難な場合は、十分にお話をした上お引き受けすることがあります。

内反症手術や眼瞼下垂症手術など、原因となった手術が保険適応で行われた場合でも、原則的に他院手術の修正・左右差の調整などは自費になります。

一人ひとり、修正のポイントは異なります

瞼の中は瘢痕(傷跡の組織)で充満しています

初めて受ける手術でない限り、瞼の傷跡は皮膚の表面だけでなく内部まで広く広がっています。上手な医師が執刀し、何事もなく治った傷は瘢痕組織も少なく内部もきれいですが、そもそもそうした手術の後はトラブルになることがないので再手術の可能性も少ないことになります。
順調に治らなかった場合、内部で出血していたり糸が切れていったん癒着した組織が剥がれたりして、内部に無構造の瘢痕の塊ができます。なかなか腫れが引かない、皮膚が分厚い、脂肪が多いなどの訴えの場合、そのボリュームの正体は大抵瘢痕の塊です。再手術ではこれをできるだけ丁寧に取り除きます。
血管や神経の走行も乱れているので、思わぬところから出血したり、痛くないはずのところが痛んで麻酔を追加することになったりして、瘢痕の切除には時間がかかります。また、必要な筋肉や腱膜、脂肪などが過剰に切除されてしまっている場合は、冠婚組織の一部を残して代用しなければならないこともあります。

できるだけ自然な重瞼ラインをめざします

重瞼ラインは、過去に皮膚切除が行われていない場合、生まれつきのラインが(例え生まれてこの方一重瞼だとおっしゃる方にでも)うっすら見えるので、そこから大きく外れないように決めます。目頭と目尻の位置は目の印象を決めるのに大切です。それぞれ既成の手術書などには書かれていない決め方のポイントがあります。再手術などで元の切開線が邪魔にならなければ、ポイントを外さないように自然な仕上がりを目指します。

瞼縁の皮膚は大抵傷んでいるので、再手術では穴が開いたりちぎれたりすることもあり、後で困らないよう慎重に瞼板から剥離します。
初回手術とは異なり、瞼縁の腫れは通常長引き、いつまでも腫れが引かないと言う訴えのもとになりますが、きちんと術後管理すれば時間がかかってもいずれは落ち着くので、思ったより幅広の重瞼になったと焦って再手術しないよう、患者さんには辛抱強く待ってもらいます。

できる限り1回で

修正手術はできるだけ1回ですませたいものです。(実際にはなかなかそういかないこともあります。)

お悩みの原因を探り、その人ごとに最善の手術を注意深く計画します。たとえばくっきりと細い重瞼ラインがご希望の方は多いのですが、皮膚の状態によっては計測した長さよりかなり伸びた状態で縫い上がってしまうこともあります。瞼のたるみをとる場合にも傷んだ皮膚は思いがけない方向に縮んだり、変形したりするので、予定通り切開したが予定通り縫えない、と言う様なことも起こります。
皮膚の裏側に残った瘢痕組織を削ぎ取って皮膚を薄くしたり、脂肪の位置を動かしたりして形を調整します。脂肪は前医の手術によっては大きく切り取られていたりはみ出していたりします。場合によっては涙腺や靭帯の位置を調整し、眼窩の骨膜に縫い付けたりすることもあります。
症例ごとの詳しい解説は、別ページでご案内します。(症例準備中)

お決まり:手術結果や経過には個人差があります。

(補足) 修正手術の際に前医の紹介状を必要とする理由

できるだけきれいな修正を行うためには、前医がどのような意図を持って手術を行なったのか、患者さんの希望に添えなかったのは何が原因と考えられるのか、できる限り明らかにする必要があります。通常医師は手術に際して最善を尽くすはずなので、それでもなお意に反する結果が出たからには、何かそうなるべき原因があるはずなのです。

※ 患者さんが知らされている・思い込んでいる手術方法と、実際に行われた手術法が全く違っていたり、医師しか知り得ない特殊な事情があったりすることもあります。

患者さんに十分な説明が行われていなかった症例(写真省略)

こうしたことがあるので、大江橋クリニックでは他の医療機関で手術した患者さんには、手術した医療機関、できれば執刀医から直接の紹介状をお願いしています。

眼瞼手術の概要と経過

  1. 手術着に着替え、準備された内服薬を手術前に飲みます(術後のこともあります)
  2. 手術台に上がって仰向けになり、ポジションをとって準備後、血圧を測ります
  3. テープでマスクや帽子を固定し、写真撮影とマーキングをします
  4. 顔の消毒をし、顔の上に目の部分だけ丸い穴の開いたシーツをかけます
  5. 片方ずつ(通常は右から)もう一度計測してインクで細かく印を付けます
  6. 目尻側の皮膚の表面から徐々に内側に向けて麻酔の注射をします
  7. 印を付けた部分の皮膚をメス切開し、必要な幅を切除します
  8. 眼輪筋と瞼板前組織などを必要に応じて切除します
  9. 切開線の上下に糸を掛けて手術部位を展開します
  10. 必要であれば眼瞼内部で脂肪切除や筋肉固定など様々な処理を行ないます
  11. 目の開き方を確かめてから、切開部を連続縫合します
  12. 通常はガーゼとテープで厳重に圧迫固定して終了します
  1. 手術当日は顔を洗えません
  2. コンタクトレンズは約2週間お休みいただきます
  3. お渡しする内服薬は必ずすべて飲みきってください
  4. アイメイクは抜糸まで1週間程度お休みください
  5. 当日よりも翌日の朝の方がまぶたは腫れます
  6. マッサージやエステは腫れが引くまで行わないでください
  7. 翌日に診察を受けて出血や異常のない事を確認させてください
  8. 腫れや傷跡の赤みは人により数ヶ月続く場合があります
  9. タバコは傷の治りを極端に遅らせますのでお勧めしません
  10. 食事の制限はありませんがアルコールは控えてください
  11. 腫れが引くと二重の幅は徐々に狭くなります

編集中