美容外科治療解説 3

レーザー脱毛

もくじ  ※ レーザー脱毛料金については → レーザー脱毛料金表 を参照してください

レーザー脱毛の原理と歴史

レーザー脱毛は1997年に本格的に始まりました

過去100年以上にわたって、腋や脚のむだ毛を減少させる「脱毛治療」は、針電極を毛穴に差し込んで通電する、いわゆる「針脱毛」によって行なわれてきました。一本一本処理していくため、時間も費用もかかり、痛みも強く、あまり一般的なものではありませんでした。

一方で、肌に黒いメラニン色素をもった「あざ」の治療に、約40年近く前からレーザーが使用されるようになり、治療効果が上がるとともに、治療を繰り返した場所は肌の色が白くなるだけでなく、黒い毛が生えなくなることが知られるようになりました。

1990年代に入り、レーザーがメラニン色素を含んだ細胞を加熱変成させるはたらきが理論的に解明され、ついに「皮膚を傷めることなく毛根を加熱して毛を脱落させる」条件が明らかになると、その理論に基づいてアメリカで脱毛専用のレーザー機器が開発され、1997年にはその第1号機が日本に輸入されました。

当院の院長は、その当時ちょうどヨーロッパに留学中で、日本におけるレーザー脱毛の黎明に立ち会うことはできなかったのですが、翌1998年には帰国し、日本で最初に医療用レーザー脱毛機LPIR(サイノシュアー社製ロングパルスアレキサンドライトレーザー)を輸入し治療を開始した大城クリニックにおいて、1998年から1999年にかけてレーザー脱毛の担当医として勤務していました。

当時はまだレーザー脱毛の仕組みや効果には分からないことが多く、出力エネルギーやパルス幅、冷却方法や治療間隔なども、いわば手探りの状態ながら、針脱毛に比べて痛くない、短期間に完了する脱毛治療として急速にシェアを伸ばし、数年のうちに針脱毛に取って代わっていきました。

当時レーザー脱毛は永久ではないという宣伝が行なわれました

「針脱毛」の世界では、エステで主流だった通常の電気針による電気分解法から、より安全で短時間の通電でも効果がある高周波による絶縁針脱毛に移行するとともに、脱毛は「医療行為」であるという厚生省(現・厚生労働省)の通知をもとに「美容医療」が「エステ」から「脱毛」という一千億円市場を取り込もうとしている時期でした。(これは現状を見る限り成功しなかったようです。安全な「医療脱毛」が安価な「おしゃれ脱毛」に負けたのは、医療が経済の下に置かれている現代の日本では当然のことでした)

レーザー脱毛という新たな強敵の出現に、エステ業界はこぞって反発し、「レーザー脱毛は永久脱毛ではない」というキャンペーンを張りました。それに対し、レーザー脱毛が今後の脱毛治療の主流になると考えた医療側は「レーザー脱毛と電気脱毛の効果は変わらない」と反発しました。(勝っているではなく変わらないとしたのは、当時の医学脱毛学会に属する医療機関は針脱毛を主流としていたからです。)この過程で、では「永久脱毛」とは何か、という問題が浮上し、永久脱毛の再定義が行なわれるとともに、少なくとも医療としては、あやふやな「永久脱毛」という言葉を使わず、医療脱毛、医学脱毛と呼ぼう、という合意が形成されました。

永久脱毛という言葉は過去のものになりました

1999年には、日本レーザー医学会と日本レーザー治療学会合同で「医療レーザー脱毛」に関する公開討論会が開かれました。(当院の院長はこの時の討論会のスタッフの一人でした)

この討論会で、少なくとも医療においては「脱毛」は「永久かどうか」にこだわるのではなく「人体に悪影響を及ぼさない」ものであるべきだという見地から、レーザー脱毛は「医療脱毛」であると宣言され(ということは医療者でないものがレーザー脱毛を行なうべきでないという意味も含みます)、脱毛用レーザー機器は医師が取り扱う医療機器であり、脱毛は医療行為であるという再確認がなされたのでした。

こうして、レーザーメーカーは医療機関でないもの(エステなど)にはレーザー脱毛機を売らないで貰いたい、という要求が医療界から出され、しばらくは「レーザー脱毛」は医療機関の独占となったのですが、その後レーザー類似機器(IPLやラジオ波を用いたりそれらを組み合わせた機器)が次々と開発され、最初は遠慮がちに高周波脱毛とか光脱毛などと宣伝していたエステ業界も、今では堂々とレーザー機器を用いて脱毛を行なうようになっています。

その背景には、美容医療機関が自己の傘下に「メディカルエステ」を抱え、医療機関が購入した機器をエステで使わせたり無資格者に脱毛させる、といった法的にどうかと思われる事例もあったようです。今でも「電気針やレーザーを用いた脱毛行為は医療行為であるから医師免許のないものが行なってはならない」という通知は生きているものの、実際にはエステなどで無資格者が行なっても逮捕起訴されるということはほとんどなくなっています。(やけどを負わせたりすれば警察が入るようですが)

一方で、永久脱毛という言葉はほとんど姿を消しました。これについてはエステ業界もほっとしていることでしょう。永久、という言葉が与えた誤解のせいで、永久保障を掲げ延々と無料治療を続ける羽目に陥っていたエステもあったのですが、最近ではほとんどの脱毛施設が回数制限や期間制限を設け、「生涯無毛を保障する」かのような宣伝をするところは滅多になくなりました。

レーザー脱毛の特性を知っておきましょう

レーザーはある種の物質(ルビー、アレキサンドライト、ガーネットなどの宝石類や半導体、色素やガスなど)に高いエネルギーを与えたときに発生する均質な光で、その光の束に含まれる個々の光は、どの部分をとっても全く同じ性質を持っています。(IPLなどのフラッシュランプが雑多な波長の光の混合物であるのと大きく違う点が、この均質性です)

ある波長をもったレーザーは、それぞれ特定の物質によく吸収されます。吸収されるとは、エネルギーをその物質に与え、その結果物質が加熱されることを意味します。レーザー脱毛に使われるレーザー光は、メラニンに吸収されるものが選ばれています。従って、メラニンを含む細胞は照射により加熱されますが、メラニンを含まない細胞は加熱されません。

つまり、黒い色素をもった細胞は短時間のレーザー照射によって急速に加熱破壊されますが、その周辺にある色を持たない細胞は、照射条件によって黒い細胞が周辺に熱をどの程度伝えるかで運命が決まります。もし極めて短時間に強いエネルギーで加熱されると、周辺に熱が伝わる時間的余裕がなく、黒い細胞だけが爆発的に加熱されて破壊されます。その際、溢れ出すエネルギーの量に依存して、周辺の細胞もある程度巻き添えを食って破壊されあるいは変性することになります。

レーザーの波長

十分時間をかけてゆっくりと加熱されると、熱は周囲に流れ出し、周囲の細胞も均等に暖まっていきます。周囲に熱が伝わり始めるまでのタイムラグは黒い細胞(集団)の体積によって計算することができます。これが有名な熱緩和理論です。

この理論により、皮膚表面にある、細かいメラニン顆粒を少しだけもつ細胞は(メラニン顆粒のエネルギー吸収により)比較的ゆっくりと周囲に熱を拡散しながら加熱されるが、毛根のような黒く大きな細胞集団にとっては熱の逃げ場がないような一定の時間(パルス幅)を設定することができ、その程度の時間(20〜50分の1秒程度)で光を照射することにより脱毛を起こすことができます。こうした100分の1秒を超える(レーザーの世界では)長い時間で光を照射するレーザーを「ロングパルスレーザー」と呼んでいます。

実際には、毛の太さとメラニンの量で反応が変わってきますが、このようにして皮膚の中に埋もれた毛根部分を選択的に加熱し、毛を燃やすとともに、その周辺にある「毛包幹細胞」にもある程度熱を加えて変性させ、次世代の毛が勢いよく成長するのを妨げようとするのが、レーザー脱毛の理論的背景です。

したがって、毛は黒くなければ反応しませんし、あまり細い毛は太い毛とは照射条件を変えないと反応させることができません。ある条件で照射したときには、その条件に合致する太さ、黒さの毛だけが選択的に脱毛されます。太すぎる毛も細すぎる毛も脱毛されません。またいわゆる産毛(透明に近い細い毛)はメラニン色素が少なすぎるため通常の方法では脱毛できません。

永久脱毛とは何か

キャッチフレーズに引きずられて変質した脱毛治療

レーザー脱毛が永久かどうかで争われていた当時、エステ業界ではワックスや除毛クリームなどを使って一時的に体毛を減少させる「一時脱毛」に対して、電気で毛根を破壊する方法を「永久脱毛」と呼びました。これはいわばキャッチフレーズであって、「永久」とは「一生涯」というような意味ではありませんでした。

もともと「永久脱毛」はアメリカのエステの団体である脱毛協会が定義したpermanent epilationという言葉を直訳したものです。permanentには文字通りの「永久」という意味もありますが、この場合は「長持ちする」「(数日で元に戻るような)一時的なものではない」という程度の意味だったでしょう。(美容関係でいえばpermanent wave「パーマ」は、ウェーブを長持ちさせる技術のことであって「永久巻毛」と訳さなかったのは賢明でした)

実際にその定義を見れば「脱毛施術を繰り返して脱毛が完了してから、1ヶ月後に生えてくる毛が施術前の20%以下であれば」permanentと言ってよいことになっていました。これは今でも「永久脱毛」の定義として用いられています。1ヶ月後に20%ですから、半年後に元に戻ったとしても「永久脱毛」はウソではないのです。

ところが「permanent」というキャッチフレーズを文字通り「永久」と考えた一部の人々は、実際とのギャップに苦しむことになっていったのです。パーマが1ヶ月でとれたからといって、美容院に返金を求めたりもう一度無料でかけさせたりするひとはまずいないでしょうが、「永久脱毛」の場合はそうしたトラブルが続発しました。かといって「うちの施術は永久ではない」と言ったとたんにお客さんは電話を切ってしまう。そこで、苦情を言う人には何年経っても無料で施術を続けるという、どちらにとっても面白くない状態が延々と続いていたのでした。

レーザーは永久脱毛か

そこへレーザー脱毛の登場です。どちらかといえば高額で時間のかかる、従ってある特定の人々しか相手にしていなかった「脱毛業界」にとって、短時間で広範囲の脱毛を、しかも比較的リーズナブルな料金で提供する「レーザー脱毛」は、針脱毛を主流とするエステ業界や、これから絶縁針の安全性を強調して市場に参入しシェアを広げたいと考えていた「医学脱毛」「医療脱毛」業界にとっては大変な競争相手でした。

そこで用いられたのが「レーザーは永久脱毛ではない」という宣伝でした。実際、上の項目でも書いたように、レーザー脱毛にはいろいろな条件設定が必要で、1本ずつ抜いて「ほら今日は520本抜けました」なんていう脱毛方法に比べ、どの程度効果があるのか見極めにくいものでした。しかも100年の歴史がある針脱毛に比べ数年の実績しかないわけですから「将来」についてはあくまで予測でしかなく、予測ですからなんとでもいえるわけです。

1回のレーザー脱毛ではその条件にあった一部の毛しか抜けません。その数ヶ月後の写真と「今生えている毛を全部抜いた」針脱毛の写真を比べれば、いかにも針の方が効果がありそうです。こうした宣伝を繰り返した結果、ますますエステ業界は、「永久脱毛」を売り物にしなければならない状況に追い込まれました。

レーザーの側でも対抗上「レーザー脱毛も永久脱毛である」ことを実証しようと様々な試みが行なわれましたが、所詮「永久脱毛」はどちらの場合も理念であり実際とはかけ離れたものでしたから、「永久」を「一生涯すべての毛穴で」と考える限り実現は不可能でした。レーザー側で「永久性を問題としない」「人体にとって、肌にとって害がない脱毛を目指す」と宣言したことで、「脱毛業界」全体が救われた面はあったのです。

もちろん今でも一般の方の中には「永久脱毛」を信じている方はたくさんいますし、一部のエステ関係者(これも言ってみれば医学的には素人集団ですが)は永久脱毛と言っていますが、最近では消費者の方も賢くなり、「また生えてきたから安いところに行ってくる」ような意識が主流となってきています。

レーザー脱毛はどの部分を変性させているのか

毛が次々と生え変わっては成長するサイクルに関しては、昔から研究が積み重ねられてきましたが、古い毛が抜け落ちたあとの毛根に、次の毛の元になる細胞がどのように移動してきて成長が始まるのかは、大げさにいえばレーザー脱毛が普及し始めた10数年前位までほとんど謎に閉ざされていました。(毛の元になる細胞:幹細胞がどこにあるのかが初めて明らかになったのは1990年代になってからです)

針脱毛ではプローブ(針というと差し込むだけで刺していないのだから針ではないというエステ関係者もいます)を毛穴から毛に沿って差し込み、毛根の深さ(普通はちょっとこつんとした手応えがあります)に達したら電気を流し、毛乳頭の辺り(盛んに毛が作られている部分です)を破壊するために毛が生えなくなるのだと漠然と考えられていました。

ところが、レーザー脱毛になると問題は複雑化します。レーザー光は本当に毛乳頭を破壊しているのだろうか。毛乳頭を破壊しなくても脱毛が起こっているのではないのか。そもそも毛の種になる「幹細胞」はどこにあるのか。(実はその辺りは → 渋谷高橋医院・高橋先生のお書きになったものが大変よくまとまっていますので、そちらを参照いただいた方がよいかもしれません)

ようやく1990年代の終わり頃になって、毛の種になる幹細胞は深い毛乳頭ではなく、皮膚の表面から1ミリほどのところにある立毛筋の付着部(膨大部:バルジ)あたりにある事が分かってきました。その辺りの細胞を取って移植すると、本来毛の生えない部分にも毛を生やすことができ、しかも細胞の数で毛の太さをコントロールできる事が実験で確かめられたのです。

レーザー脱毛の学会でこの事が発表されたとき、会場にいた皮膚科の先生が「これは大変だ、教科書を書き直さなくては」とおっしゃっていたのが思い出されます。ともあれこうして、レーザー脱毛の理論は徐々に進歩して行きました。

レーザー脱毛にはどんな効果があるのか

レーザー脱毛は、毛根を破壊してしまうわけではありませんから、照射後も毛は生えてきます。これは非常に大切な事で、もし毛根を完全に破壊してしまえば、毛穴に付属する皮脂腺や感覚器も障害されて肌は大変なダメージを受けます。

まず、レーザーを受けた黒い毛は細胞が加熱されて変性し、数日から1ヶ月といった長い期間をへて徐々に抜け落ちます。一方レーザーの熱を受けた幹細胞はその数を減らすとともに一時的には弱って休止期に入るので、抜けた後しばらくは毛の生えて来ない状態が続きます。

やがて徐々に毛の生えるサイクルは復活し、前よりゆっくりと、前より細い毛が毛穴から伸び始めます。非常に細くなった毛は、産毛のように色がなくなり、処理する必要がありませんが、中にはあまり熱作用を受けなかったためにもととあまり変わらない太さで伸びてくる毛も混じります。

このように、レーザー脱毛では、復活した毛は「まばらに」「細く」「伸びが遅く」なっているのが普通です。ある程度の時間をおいて、更にレーザーを照射する事で太い毛の数を減らして行きます。

照射間隔については、エステでいう一定の休止期のようなものはレーザー脱毛に関しては特に考えなくてよいのではないかといわれています。

医療の目指す美容脱毛

肌に安全な脱毛治療

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レーザー脱毛に使用する機器

YAG Laser1
YAG Laser3

大江橋クリニックでは、レーザー脱毛用の機器として主に2種類のロングパルスNd:YAGレーザーを使用しております。
最も希望者の多い腋脱毛に主に使用しているレーザーはNIIC社製のレーザー・Lasery IS502です。(実際には製品版の市販品ではなく、そのプロトタイプに当たる実験機であるため、ここに掲載している写真とは若干デザインが異なります)
独特な形状の冷却チップを備え、痛みも少なく特に腋脱毛には最適な機種だと考えております。

この他サイノシュアー社のシナジー(YAG)を肌質によって照射条件を変更して照射することもあります。また、色素レーザーなどと組み合わせて効果を高める照射法も工夫しています。

肌質に合わせて照射条件を変えるため、夏の日焼けした肌や色調の濃い男性の肌にも対応可能です。

NIIC社のレーザー脱毛機導入に至った経緯

レーザー脱毛機に求められる条件

当院の院長は、日本で最初に医療用レーザー脱毛機LPIR(サイノシュアー社製ロングパルスアレキサンドライトレーザー)を輸入し(1997年)治療を開始した大城クリニックにおいて、1998年から1999年にかけてレーザー脱毛の担当医として勤務していました。

当時、有色人種の脱毛にはアレキサンドライトしか選択肢はありませんでしたが、その後より長い波長をもつYAGレーザー、ダイオードレーザーが登場し、現在ではこの3つの波長のレーザーがシェアを争っている状態だと思います。この他ラジオ波RFやフラッシュランプIPLなどを用いたものや、それらを組み合わせた機器も多数登場していますが、それぞれに優劣長短があり、どの機種が最良最適であるとはひと言で言えない状況です。

インターネットの匿名掲示板などでは、機器の特性か照射技術か出力の強弱かが区別されないまま、細い毛にはダイオードレーザーしか効かないとか、アレキサンドライトはやけどをするとか、YAGは効果がないなどと、非常に雑駁な意見があふれています。

実際に脱毛効果に影響する条件は、皮膚のどの部分を何秒間何度まで加熱するか、という熱の問題にしぼられます。従って一定の条件がクリアできるならば、上記以外のレーザーを使っても脱毛効果は出せますし、そうであるならばいかにして脱毛に適した条件を作り出すか、その条件を可能にする機種、波長、技術の組み合わせを選択すればよいことになります。

このように考えたとき、一定の技術を持つ施術者にとって最も良い機器とは、いろいろな条件(パラメータ)を自由に設定でき、設定した値に信頼性のある安定性のよい機器と言うことになります。私たちはこうした考えで、開業時に入手可能であった各種機器を評価しました。

NIIC社のレーザー技術への信頼

当初考えていたのは、サイノシュアー社のアレキサンドライトレーザーでした。使い慣れてもいましたし、例えばスイッチを入れてから出力が安定するまでの時間、しばらく使い続けた時のエネルギーの低下割合などについて、大城クリニック時代にいろいろなテストを行なって「どの程度信頼できそうか」に関するカンのようなものがあったからです。
キャンデラ社のジェントルレーズ、ジェントルYAGも候補に上り、実際発注をかける直前まで行きましたが、メンテナンス上の不安がどうしても拭えずキャンセルしました。全国的に普及している機器でもあり、城北病院時代に使い慣れた機種でもありましたが、今回は別の会社の機器を導入しようと決断しました。

NIIC社については、これも前職時代に各種レーザーのデモ機の試用などを通じて、非常に信頼の置ける会社というイメージを持っていましたが、当時脱毛用レーザーは販売しておらず、従ってCO2とルビーは購入決定したものの、脱毛レーザーの候補には挙がっていませんでした。
ところが他のレーザーの契約交渉中に、実は脱毛用YAGレーザーの試作機があるという話を聞き、東京の本社に赴いて実際に試用させてもらう機会に恵まれました。その際に、特殊な形状の冷却チップのおかげで痛みが非常に軽減されていること、パラメータの変更により他の美容治療に使える可能性がある事などを実感し、これを試作機であり量産型ではないということを承知の上で導入する事にしたのです。

なぜYAGレーザーを2台置くことになったのか

これで本当ならば、脱毛用レーザーとしてはサイノシュアー社のアレキサンドライトとNIIC社の YAGレーザーを使い分ける体制になる筈でした。しかし当院設備の電源キャパシティーの問題と、実際においでになった方はご存知の通りワンフロアの面積が限られているという事情により、サイノシュアー社のレーザーは2台までしか置けない事になりました。そこでアファームとシナジーを選択し、アレキサンドライトに関しては導入を断念したのでした。
これには実は他の思惑もありました。サイノシュアー社のシナジーにはYAGが搭載されており、パラメータを変えればNIICの機械と全く同じ出力で治療する事が可能なので、この2台は万一片方が故障した場合の代替機として機能させられます。また、実際上、レーザー脱毛に関してはYAGで十分な効果が得られそうだという考えもあったからです。

こうして、大江橋クリニックでは、脱毛にはYAGレーザーを使用する事になったのですが、現在までのところこれで不都合を感じた事はありません。
トラブルも少なく、部位によって2台を使い分けられますし、効果も十分出ていると思います。もちろん今後新機種を導入する可能性はありますが、そのときにはまたこのサイトでお知らせします。

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当クリニックではレーザー治療はすべて長年レーザー治療に携わってきた医師が直接行っており、 無資格者や非熟練者の照射に比べ治療効果も安全性も格段の差があると考えています。
脱毛は医療行為であるとの考えに基づき、 毎回正確な症状診断と的確なエネルギー条件設定を心がけています。

当院で主に使用している脱毛レーザーはNIIC社製ロングパルスYAGレーザーです。
日本人の肌質に合わせて設計されており、夏の日焼けした肌にも対応可能です。
独特な形状の冷却チップを備え、痛みも少なく特に腋脱毛には最適な機種だと考えております。

肌質によっては他のレーザーとのコンビネーションや、照射条件を変更しての追加照射も同時に行います。
(絶縁針による電気脱毛もご希望により可能ですが、特にお勧めしてはおりません。ご相談下さい。)

大江橋クリニックのレーザー脱毛

必ず専門の医師が行なう脱毛治療

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トラブル QandA

こんな症状がでました

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レーザー脱毛料金表
部位 女性 男性
15,750円 21,000円
前腕 31,500円 31,500円
上腕 31,500円 31,500円
膝上 63,000円 63,000円
膝下 42,000円 42,000円
指(手、足別) 5,250円 5,250円
手足の甲 10,500円 10,500円
ビキニライン 31,500円 31,500円
I ライン 31,500円 31,500円
Oライン 31,500円 31,500円
上口唇 - 10,500円
口周囲 10,500円 -
下口唇・顎 12,600円 21,000円
- 21,000円
口唇〜顎・頬全体 - 36,750円
うなじ 21,000円 -
フェイスライン 15,750円 21,000円
顔全体 36,750円 52,500円
- 42,000円
乳輪周囲 10,500円 10,500円
背中、腹部等 面積により計算 面積により計算
100cm2 5,250円 5,250円
  • ※それぞれ1回あたりの治療費です。別に自費再診料(2,100円)がかかります。
  • ※ここに掲載していない部位の治療費は診察の際にお問い合わせ下さい。
  • ※実際に診察させていただいた上で、範囲を決定し治療費を決めさせていただいております。
  • 部位の範囲はご相談に応じます。また部分的に照射する場合は面積計算します。
  • ※何カ所かまとめて治療される場合、また他の治療と組み合わせる場合、割引となる場合があります。