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皮膚科各疾患の解説

一般皮膚科治療内容例

皮膚炎・湿疹群

(化粧品かぶれ等のかぶれ、おむつ皮膚炎等を含む)

最もありふれた皮膚疾患であり、非常に広範囲の病態を含みます。
主要な症状は、赤みとかゆみに代表されます。炎症を抑えるため、
# 通常はステロイドの外用剤を用います。
# かゆみのコントロールには主に内服薬が処方されます。

炎症が軽快してくると、
保湿剤等を用いて皮膚のバリアを保護する治療が主体となることもあります。

治療上大切な事は以下の通りです。

手湿疹(主婦湿疹)

手の湿疹は、全身の湿疹の部分症状である場合もありますが、手だけにおこり慢性に経過する場合、原因を特定することが治療方針決定と同様に重要なポイントになります。
手の湿疹は基本的には頻繁に手と接触する物質によって起こるか、皮膚を保護するバリアの破綻が原因となることが多いのですが、中には長い間患者さんの生活歴を繰り返しお聞きすることによってようやく原因が浮かび上がってくるような難しいケースもあります。
治療の基本は原因の可能性がある物質を避け、炎症を抑え、バリアを保護することに尽きます。まずは診察を受けて下さい。

蕁麻疹(じんましん)、皮膚のかゆみ、腫れ、痛みなど

蚊にさされたようなかゆみの強い盛り上がる「膨疹」が急にでき、数時間で消えるのがじんましんの特徴です。この他肉眼的に場所の特定しにくいかゆみなども含め、主に内服薬で治療します。急性で症状が強い場合には点滴を行なったり、症状により入院が必要となることもあります。

治療上大切な事は以下の通りです。

アトピー関連疾患

治療上大切な事は以下の通りです。

水虫(白癬)、カンジダ、真菌感染症

水虫はありふれた皮膚病の一つですが、確定診断には白癬菌が患部に増殖している事を確認する必要があり、外見から判断するのは危険です。

治療上大切な事は以下の通りです。

虫さされ、伝染性膿痂疹(とびひ)

治療上大切な事は以下の通りです。

帯状疱疹、ヘルペス

ヘルペスウィルスには多くの人が子供の頃に感染していますので、ウィルスは体内に潜んでいます。
ストレスや疲労などで免疫が落ちると活動を開始し、特定の神経に沿って(帯状疱疹)または特定の場所(口唇、眼瞼、性器)で活動を開始します。
治療しなくても治る事がありますが、完全に治癒したわけではありません。また、重症化すると障害や痛みが長期間残ることがあります。

治療上大切な事は以下の通りです。

尋常性乾癬、尋常性白斑

自己免疫が関係するため治癒しにくく、非常に長期間の治療が必要です。
光、特に紫外線により症状が良くなる事が多く、光治療も効果があります。
特に治療しなくても自然に治る事がありますが、完全に治癒したわけではありません。
重症化すると症状が全身に及び、治療が難しくなります。

治療上大切な事は以下の通りです。

まぶたの腫れ、かぶれ

次の項で述べる血管性浮腫が瞼に起こることもあります。
また化粧品などの使用による接触皮膚炎の起こりやすい場所でもあります。
サプリメントによる薬疹や花粉症など気づきにくい原因である事もあります。

治療上大切な事は以下の通りです。

唇の腫れ、かぶれ

唇の特設ページをご覧下さい。

手足の皮膚のトラブル

タコ・魚の目(鶏眼)、イボ(疣贅)などの手足のトラブル

治療上大切な事は以下の通りです。

爪の異常(巻き爪=陥入爪、爪の変形、爪の変色など)

治療上大切な事は以下の通りです。

髪、体毛の異常

病的脱毛、円形脱毛症

治療上大切な事は以下の通りです。

AGA(男性型脱毛症)

→ AGA(男性型脱毛症)はこちらを参照

耳の皮膚炎

治療法は原則的に体や顔の皮膚炎とほぼ同じですが、耳の特性上治りにくいことがあります。

耳(外耳、耳介)は顔の両側にあって頭髪に覆われている場合もあり、頭の両側に突き出しているという位置と形の特性から、

ほとんどの皮膚炎は塗り薬と内服薬で治療しますが、外科的な処置や皮膚をこすったり切り取ったりする検査が必要な場合もあります。

皮膚腫瘍(皮膚のできもの)

汗管腫

目の周りの、夏になると大きくなり、冬になると比較的ちいさくなる白いぶつぶつとしたできもの。
それは、汗管腫が考えられます。女性に多く、人によっては、体にも、腋にも、足の付け根にも出てきます。
多発することが多く、塗り薬を塗っても、治りません。

取りたい場合は、形成外科で対応しています。 → まぶたの手術|汗管腫
大きさにもよりますが、手術でできものをひとつずつ、小さく取りきることをお話しています。冬の小さい間に取ってしまうと、大きく切らずに済みます。

特に、できやすい目のまわりは、手術療法を選んだ方が、CO2レーザーで治療をするよりも、傷跡が目立ちにくく治ることが多くなります。

汗管腫をレーザーで治療する場合は、CO2レーザーで蒸散させる治療になります。
焼きとばすというとわかりやすいかもしれません。
焼き切るということは、やけどの跡形をつくってしまうと言うことです。
白い跡形として残りやすいために、お勧めしていません。

また、低出力のレーザーを何度も照射し続けている方もあります。
すると、ガーゼを当てずとも、数が少なくなって、小さくなってくる人もあります。

スキンタッグ・脂漏性角化症・イボ(尋常性疣贅)

スキンタッグ

スキンタッグは首、胸、デコルテ、腋、脚の付け根などにできる、肌色からちょっと灰色がかった、少し飛び出たでき物です。

20代くらいからできてきやすくなり、徐々にサイズが大きくなって、はじめて気がつくことが多いようです。

スキンタッグが大きくなるとき、スキンタッグの中に血管が巻きこまれて、その栄養を摂って大きくなることがあります。

小さな物はハサミで切り取れますが、大きなものは思いのほか出血することがあります。
ある程度大きいものは、CO2レーザーで蒸散させています。

脂漏性角化症・イボ

顔のシミと間違われやすいできものに、脂漏性角化症があります。

顔、ソケイ部(脚の付け根)、腋、胸などすれるところに出やすいできものです。
CO2レーザーで蒸散(焼きとば)したり、盛り上がったものは手術適応になります。

年を追うごとに少しずつ大きくなり、爪で上っ面だけ削っても、再発します。

このイボは、皮膚の中にもひげ根のように、あるいは地面に石ころが埋まるように深く入り込んでいるので、ここの部分をレーザーで、はじき飛ばすように蒸散させると、ダウンタイムが少なくなります。

どちらの疾患も、液体窒素療法が保険適応になっています。

何度も通院が必要なことと、周辺に色素沈着が残ってしまいやすいのが難点です。
液体窒素による凍結療法であれば、ガーゼをあてる必要はありませんが、きれいに取る為にはレーザーの方が向いています。

毛孔苔癬

腕や頬などに見られる毛穴の盛り上がったブツブツです。優性遺伝しますので、非常に多くの方が体質として持っておられ、気にしています。
健康保険での治療は見るべきものがなく、主に角質を柔らかくする外用剤になりますが、弱めのレーザー治療を根気よく繰り返すことにより毛根を萎縮させたり角質を柔らかくしたりして、より目立たなくする事は可能です。

肌の色の変化のご相談

肝斑、肌のくすみ

頬はいわゆるくすみが出やすいところです。チークカラーを入れる部分である頬の高まりの部分に一致して、もやもやと薄茶色に広がる肝斑は、通常の保険適応のある内服・外用薬では目立った効果が望めず、病名はあるもののいわゆる美容治療に頼る部分が大きい疾患です。

大江橋クリニックでは、肝斑対策としてまず「ハイビタミンセット」と名付けた内服セットをお勧めしています。
シミを取るように強くレーザーを照射するとかえって濃くなってしまいますが、お肌デトックスなどの美容レーザー治療も効果的です。

根本的な解決策は、スキンケアの方法を学んでいただくことだと考えており、副院長の行う「スキンケア診察」を受けていただくのもオススメです。いずれも美容皮膚科のページで説明しています。

目の下のくま

いわゆる目の下のくまには、様々な疾患が隠れていることがあります。医師によってはこれらを「影くま」「乾燥くま」などと様々な名前を付けて説明していることもありますが、正式な医学用語でない為にどのような病態を指しているかはっきりしないこともあります。

青あざ(太田母斑)
あざは生まれつきだけでなく、思春期から生じることもあります。意外と肝斑と混同されているかたが多いです。
筋肉(眼輪筋)のたるみ
くっきり深いくまは、根治的になおすなら手術がオススメです。様々な方法がありますが、保険適応ではないため美容外科手術となります。浅いくまならいわゆる筋トレ(フェイスニング、フェイササイズなどと呼ばれるもの)やレーザー治療の適応です。
血流障害(眼輪筋周辺の血流の鬱滞)
主にレーザーで治療しています。ホットパックなどが有効な方もあり、症状によりご相談しています。
色素沈着(皮膚炎などの後に炎症性に黒くなってきた場合です)
内服治療、イオン導入、レーザー治療などを行っています。内服治療が効果的です。
茶アザ(扁平母斑)
レーザー治療や飲み薬やイオン導入などの治療があります。レーザー治療は保険がききますが、制限も多い為詳しくご説明します。濃さ、出方などによって治療方法をかえています。
皮膚のタルミ
少しの皮膚だけのタルミであれば、引き締めレーザー(アファームなど)による治療の適応ですが、皮膚がかなり余っている方は手術で切り取っています。
筋肉の緩みが合併しているかたは、手術をお話ししています。
肝斑
飲み薬、レーザー治療、イオン導入など治療は様々ですが、ステージによって使い分けが必要になります。

雀卵斑(そばかす)・小じわなどのスキントラブル

そばかすは遺伝の要素が大きく、またしばしば次々とできて来るため、一度治療すれば完治するといったものではありません。レーザー治療が効果的ですが、スキンケアや内服治療などで再発を抑えたり、美容レーザーを繰り返す必要が出てきます。

目元の小じわは乾燥による場合が多く、保湿で改善するのですが、一言で保湿といってもやり方は人それぞれで、場合によってはお手入れ方法の偏りのために悪化していることもあります。スキンケア診察が効果的です。

外傷後の刺青・色素沈着

ケガをした痕に、黒や青色の線状に色が残ることがあります。
茶色の色素沈着のみであれば、内服治療などが効果的ですが、ケガをした皮膚や皮膚の下の部分に砂やアスファルトの粉、タールなどの異物が残ったまま皮膚がはってしまったときなどに起こります。

キズが目立つようなら形成外科手術で治すことも選択肢の一つになります。部位によっては、キズを修正して異物ごと皮膚を切りとり、縫いなおしてしまった方がキレイになおることがあります。
色のみの治療をご希望であれば、レーザーを使って治療をすることもできます。この場合、保険適応になる可能性もあります。
キズをみてご相談いたします。

蒙古斑

おしり以外の青あざは、顔を除き異所性蒙古斑であることが多いです。

おしりの蒙古斑は大人になる前にほとんど(大人になるまでに97%程度)消えてしまいますが、他の場所にでているものは、自然に消えることは少ないとされています。

赤ちゃんの間にレーザー治療を開始すると、数回の治療でかなり薄くできます。
うまくいくと、ほぼ見えなくなります。

レーザー治療は、赤ちゃんのときほど効果がたかくなりますが、
2歳から3歳をすぎると、大人と効果は変わらなくなります。

どの子どもも、押さえつけられることをとてもいやがります。レーザー光を避けるために目隠しをすれば怖がります。
赤ちゃんであれば、抱いてあやしてあげながらレーザー治療をすることができますが、2歳を過ぎると、お医者さんが嫌いになっていることが多く、暴れてしまい、レーザーを照射することが、難しくなります。

ですから2歳から小学生までくらいの子どもは、治療に際して全身麻酔が必要になることがあります。

これは、痛みを軽減するためでなく、主に暴れるからです。
なので、赤ちゃんの間に治療を済ませてしまう方が多いです。
もちろん大人も治療できます。
最近は痛みをコントロールする方法が多数あり、さほど痛みなく治療できます。

難治性ニキビ

レチノイド・ハイドロキノン療法

ハイドロキノン

院長がハイドロキノンを実際に治療に使っていたのは平成の初めころです。
全国的なブームになる10年ほど前のことでした。手作りでクリームを作っていましたが、濃度を高めると刺激症状が出てくるため、使いにくいものでした。

院長によると、その当時の京都大学皮膚科教授であった今村先生が、
「えー、そんなもん使って大丈夫か?」とおっしゃったのを覚えているとのこと。

もともとハイドロキノンは戦後、漂白剤としてほくろの色も取れると出回ったものです。
ですが、日本人の肌に使うと、白斑になったりというトラブルが多く見られました。
ちょうど現在話題になっているロドデノールのような被害もでていました。

細胞毒性があってメラニン細胞を障害したため白斑になる人が続発し、当時の厚生省が一旦禁止した成分です。
その後当分は、「まともな」皮膚科はハイドロキノンに手を出さないといわれていた薬品です。

ハイドロキノンは、細胞毒性があって、高濃度にしづらく使いにくいのです。
また高濃度にすると刺激性が出てきて赤くなる人が出てきます。

出だしの最初のころは、刺激を押さえるためにわずかにステロイドの外用剤を混ぜて売り出していたクリニックがほとんどでした。

一時は使用したこともありましたが、大江橋クリニックでは現在のところ積極的には取り扱っていません。
最近化粧品会社などが関与して研究が進み、安全性も徐々に高められていますので、状況によってはまた使い始めるかもしれません。

2000年頃には化粧品業界の要望で、化粧品にもハイドロキノンを混ぜることが禁止されなくなりました。ただし当初は化粧品に入れてよいのは1パーセントまででした。

そうするとあまり効果が無く、より効果を求める人は外国製の4パーセントの化粧品を求める人多くなりました。

美容も流行もブームはめぐるのだと思わずにはいられません。

レチノイド(トレチノイン)

東大形成外科の吉村先生がレチノイドでしみが取れるとして発表され、今も一部では使われています。

レチノイドはビタミンAの一種で、角質細胞のターンオーバーが早くなることから、シミの色が早く抜けるのではないか?と考え出されて使われるようになったのです。

これも、戦前派の古い皮膚科の先生は手をだすな!というのが、見解でした。

長い間忘れ去られていた薬品でしたが、アメリカでブームが来て、日本に再上陸したと言うのが今回のブームを引き起こした原因です。

最初はごく低濃度でも効果が出るのですが、しばらく塗り続けると、結合タンパクが増えて皮膚の中の濃度が下がり効果が落ちてきます。
そこで倍々ゲームのように高濃度の物を使う必要が出てきます。
使い続けるとレチノイドは結合タンパクとどんどん結合し、結合タンパクが増えてフリーのレチノイドが少なくなっていくので、同じ濃度だと、すぐに効果が無くなってしまうという理屈です。

その結果、炎症反応はどんどん強くなり、塗ったところが真っ赤になってしまいます。

炎症反応があると真っ赤になるので、それを抑える必要があります。
吉村先生は最初はステロイドを使っていましたが、ステロイドで炎症を抑えるとシミも取れなくなると言う理屈から、 そのうちにハイドロキノンのみを使うように改めました。

すると赤みがなかなか引かないので、炎症後の色素沈着を押さえるため、赤みが収まるまで長期間ハイドロキノンを塗り続けなければならないというジレンマに陥ってしまうのです。

濃度が薄ければ、細胞毒性も刺激に対しても問題がないですが、効果があまり出ないと言われていました。
ただ、吉村先生は炎症反応が強くないとシミは取れないという立場でしたが、実際の経験として、低濃度をずっと使い続けても、効果はありました。

今のところ、皮膚の基底細胞は50回分裂すると、もう分裂しなくなると言われています。
レチノイドを使い続けると表皮は薄くなり、ターンオーバーが早くなることから、基底細胞をどんどん上皮化させるので、老化を早めると警鐘を鳴らす先生もいます。
また、どんどん分裂させるのに、炎症をおこして分裂を早めるのでどうしても赤くなってしまいます。

その辺が、この治療方法が流行らなくなった所以だと思います。

その他の方法は?

以上を鑑みると、色を取るべき治療でかえって赤い色をつけてしまうのも何やら解せないことのように思います。

また、シミはそんなまどろっこしい事をしなくてもレーザーで取れるというのが見解です。

大江橋クリニックではレーザー治療に軸足を置いています。

外用剤で生じた赤みはとても頑固でなかなか治りにくいことが多いようですが、これもレーザーにより効果的に治療できています。


以下は美容皮膚科のページに移す予定です

スキントラブル、スキンケアのご相談

スキントラブル

敏感肌。以前は肉眼的に問題がなければ、治療に導くことの難しかった分野です。
ですが、計測機能の精密化により、一見、肉眼的には正常に見える皮膚が必ずしも正常とは言えず、組織検査をしてみると炎症細胞がみられたり、炎症性の物質が検出されたり、生体計測により異常を計測することができるようになってきました。

今まで、敏感肌として医療の分野に入れず、もっぱら化粧品など民間療法にゆだねられていた分野が、新たに注目されつつあります。

大江橋クリニックでは、この敏感肌に開院当時から着目し、敏感肌の治療にメディカルエステやレーザー治療などを取り入れてきました。

今は、敏感肌やアトピー性皮膚炎の方にメディカルエステ、レーザー治療、ケミカルピーリングなどを取り入れています。
敏感肌やアトピー性皮膚炎の方にメディカルエステやレーザーやケミカルピーリングをすることはとても注意を必要としますが、
私は敏感肌だから・・・アトピー性皮膚炎だから・・・
と美容をあきらめる必要はありませんし、美容目的でなくても、赤みや色素沈着や敏感肌を落ち着かせる治療方法の一端として利用していただいています。

敏感肌やアトピー性皮膚炎のお肌ケアはとても難航します。
ある人は大丈夫な物が私にはダメであったり、個人差が激しく、なかなかそこに法則性が見いだせないためです。
前回良かった物が今回はダメであることもしばしばです。

お互いによくお話しあうこと、そこから何かの糸口が見いだせることが多いです。
固定観念や他の人の体験談にとらわれず、じっくり自分のお肌に向き合うことがとても大事です。

スキンケア診察 こんなこともしています:顔の筋肉トレーニング

マラソンがブームです。中之島も、走る人とすれ違わない日はありません。
身体の筋トレもとても大事ですが、表情筋の筋トレも、相手の気持ちをくみ取りながら他人と共存する社会で生きていくためには、不可欠な要因です。

顔はコミュニケーションの成立に不可欠なツールです。
顔は、円滑に世間を行き来するための、パスポートの様な働きをするものだと、よく言われています。

ちょっとした眉の動き、目の色、ちょっとした唇の傾きなどを総合して、つまりちょっとした表情筋の動きで 他人の真意を読み、コミュニケーションを取っています。

昨今、これらの必要性が再認識されています。
なぜなら、インターネットの普及により、情報や人付き合いを面と向かってしなくても良くなり、 誰もが人の顔から表情を読んだり、表情筋を使っての感情を表すさじ加減が分からなくなりつつあるのだと思います。

この表情筋のちょっとした動きをうまく表現できなくなる、あるいは読み取れなくなると、 とたんにコミュニケーションが成立し難くなります。

スキンケア診察で、表情筋の動かし方をお話ししています。

ちょっと横道 顔はパスポートです

誰か事を思い出すとき、あなたは必ずその人の顔を、まずは思い浮かべるはずです。

ある実験があります。

子どもたちに、不特定多数の、たくさんの顔写真をみせます。
この中で良い人は?悪い人は?と聞きます。
ほとんどの子供が、良い人には童話の絵本に出てくるような、典型的なエンジェルに似た顔を、 悪い人には典型的なヒール役に当てはあまりそうな顔を選び出します。

これは、子どもだけに言えることでなく、大人の受ける、あなたの第一印象にも当てはまるかもしれません。

とすると、すんなりと最初から良い評価をもらえるためには、写真や第一印象で自分を相手に理解してもらうには、これらを利用すべきだと思います。

顔はコミュニケーションの成立に不可欠なツールです

人間には、ちょっとした表情筋の動きで、他人の真意を読み、コミュニケーションをとる能力があります。

大人になればなるほど、その技術は高度化します。
他人のちょっとした表情筋の動きを見て、例えば目、唇、眉の動き、首の些細な動きから、
言わない方がよかっただろうかと後悔したり、悩んだり、喜んでもらえたとうれしくなったりします。

その技術は、文明が高度化した場所になればなるほど、高度化します。
歓迎しない知事の名刺を折った県職員がいましたが、実際に、どんなに不快であったとしても、良識あるジェントルマンであれば、あのような態度を取る人はいないでしょう。
あれは、あの地方でのみ通用する独特のコミュニティなのだそうです。

この技術、筋肉のちょっとした動きをうまく表現できない、あるいは読み取れなくなると、コミュニケーションが成立しなくなります。
つきあいづらい感じを与えてしまたり、相手の行動が予測不能に思えたりすることになります。

インターネットが氾濫して、必要な情報を得るために、あるいは人付き合いをしないといけない場面がすくなくなりました。
その分、人の顔から表情を読むことを訓練しなくとも、社会で生きていける職場も多くなったのも確かです。

すると、人の表情をみて我が表情を直すことができなくなる、フィードバックができなくなります。
よって、余計に感情を外に表しにくくなったり、どう表現して良いか、さじ加減が分からなくなります。

この壁を破るには、やはり笑顔が必要になります。
笑顔は、「私はあなたに危害を加えませんよ。」という意思表示になり、そして相手からも好意を得やすくなります。

自信のある笑顔を作りませんか?
笑顔は何ものにも勝るコミュニケーションの最強ツールです。
顔は、円滑に世間を行き来するための、パスポートです。

スキンケア診察 こんなことをしています:お手入れの仕方を学びます

「お肌に優しいタッチでゆっくりとスキンケアをすること」

今では当たり前になったこのスキンケア方法は、その効果を裏付けるこんな論文が発表されています。
1999年、手のひらや足の裏以外有毛部の皮膚に特有の触覚を伝える無髄線維が発見されたと海外の論文で報告がありました。
当時は、スキンケアに対する考えがまだ普及しておらず、ニキビ=洗い足りないなどと、外来診察で実際に指導をしているところが、 多くあった時代でした。

要約すると、この神経線維は、興奮閾値が低いので明らかに触覚に属する線維で、温痛覚とは区別され、 これは、他の触受容体とは違い、伝達速度が非常に遅いことが特徴です。
また、この線維の情報は他の無髄線維と同様に脊髄後角第Ⅰ層のニューロンに投影されます。
投射先から推測すると、どうやら情動に関係するのではないかと考えられます。

ひらたくお話しすると、
「お肌に優しいゆっくりした刺激を与えると、受容体が興奮してリラックスや快感効果を生み出します。」
その上、優しいタッチは、お肌を痛めることがありません。

2重に効果的ですね。

スキンケア診察では、顔の洗い方から、保湿の仕方、女性ならファンデーションの付け方までを、つきっきりでお話できる診察です。
1時間の診察枠をもうけてあります。

口頭でお伝えしても、なかなか実技に結びつけるのは難しいことです。
皆さんも、体育の実技は得意でも、総論では苦労した経験はありませんか?
顔の洗い方は、お母様から子供の頃におしえていただいたっきりで、何十年も経つうちに、自己流になってしまうことが多いのです。

保湿しても潤わない、すぐ赤くなるなどのご相談に最適です。
あなたの「普通」は、他の人にとっては「普通ではない」のかもしれません。
「お手入れ」というだけあって、お肌のコンディションが崩れないようにするには、毎日のスキンケアがとても大切です。
なかでも、「手」の使い方が実は一番大事なことなのです。

大江橋クリニックの美容のあり方について

美容皮膚科のあるべき姿 自信を得て生き生きと社会を渡れる自分をつくるところ

美容クリニックとは、「美しさ」という価値観を創造する場所であるべきで、 「美しさ」も、大江橋クリニックはカルチャーであると考えています。
美容を通して、クリニックは、「美しさ」を単なる使用価値だけでなく、カルチャーに仕立て上げる場であるべきと考えています。

姿勢良くお話しする、美しい笑顔の作り方、チャーミングなほほえみ方を沢山の女性を拝見してアドバイスする、 その役目を背負っていると考えています。

よく、「日本古来の美容は?」「本来、美容は?」と意見を求められますが、 それは手段だけのことで、到達地点は、「自分に自信を得る事」だと思っています。
社会の中でいかんなく自分の能力を発揮できるように。

何かコンプレックスがあるとなかなか、自分をうまく表現することができなくなります。
では自信満々の方には必要のないものかというと、そうでもありません。
飛躍の鍵になるものがそこにはこめられているからです。

また、手っ取り早くスランプから脱出する方法でもあります。
自信がなくなったら、美容をしませんか?
と大江橋クリニックではアナウンスしてきました。
自信がなくなるとどうしても顔が下に下がり、目に力がなくなり、顔に表情がなくなり・・・

では自信がついたら?
顔を上げて、目がキラキラして、表情豊かで・・・
その感情がでる顔、つまり感情がくみ取りやすい顔特にプラスの感情を表現した顔を、 人は魅力的と評価するのだと思います。

自信をつけるのに、美容は即効性のある手段です。
キレイになった、あるいはキレイになりたいという欲は高度な欲で、 それを手に入れると人は大きく自信をつけるからです。

大江橋クリニックは美容をこう定義しています。

きれいに居続ける人の秘訣は?

私は、正確な情報をつかんでいること(理論と照らし合わせ、何が正しいか判断できること)と、
早めの治療を心がけている方が多いこと(少し気になる程度で治療を始めていること)だと考えています。

たとえば、最近の40代ターゲットの雑誌には、 シミやクスミなどを何日で”薄く”するか?といった治療が報告されています。
ですが、本当に雑誌の情報を実行している人も、 そして、そんな治療で満足している人も、現在は、ほぼ存在しないと思います。

ご存じの通り、シミもクスミもメイクで隠れるくらい薄くなっても、必ずこれらはまた再発します。
しかも、長年のとり切れていないシミやクスミが、 きっちり取りきらずに、長くおいていると、取りにくくなってきます。

治療を最後まですませてしまうこと。
それがコストの面でも、かなりリーズナブルにすみ、 気分的にも、随分と気楽になれると、ほとんどの人が知っているはずです。

もしも、雑誌の情報に踊らされそうになった友達がいたら。
あなたなら、彼女に教えてあげるはずです。
「レーザーなら一発で治るわよ。一回で治しきってしまった方が得だし楽よ。」

こういった情報を、お友達同士や家族で交換しあい、気になるところを指摘しあって治療しているので、
正しい情報に基づいて正しく早めの治療ができることではないでしょうか?

もし、残念ながらそういったお友達や家族に恵まれていないなら。
そういうあなたは、信頼できる美容外科医や美容皮膚科医を味方につけるとよいでしょう。

はっきり、「こうしたほうがいい。」
「こういった治療はしたほうがいいが、あの治療は医学的根拠がなく、効果的ではないためやめたほうがいい。」
ときちんとアドバイスしてくれる、かかりつけ医師をもつことが、 本当は、あなたをキレイに導く一番の近道なのです。

脳に刺激を与えることもキレイの秘訣

キレイを維持するのは、脳と身体を刺激する必要があることはよく知られています。
脳を刺激するのに手っ取り早い方法は、アートに触れること。
それは、音でも絵でも造形物でも劇でも同じ効果があります。
素材、手法、表現方法に制限はないようです。

自身が思いつかないような未知なる体験を得られ、 心身が共にざわめくような感覚をもたらします。

クリムトはこういっています。
「私は自画像をかかない。それは私は私自身に興味がないからだ。
私を知りたいと思ったら、私の作品を見て欲しい。私の作品をみれば私がわかるだろう。」

私たち来場者は、作品が創作者とコミュニケーションを取れる唯一の手段です。
作者は来場者が未知なる刺激を求めて来場することを予期して、作品を生みだしています。
よって作品は創作者のエネルギーの凝集です。

アートというエネルギーを得ることは、 若々しい脳を生み出し、それにより若々しい身体をもたらします。
大江橋クリニックの近隣には、たくさんのアートを鑑賞できる場所があります。
リンク集をご参照いただければ幸いです。

美容皮膚科はあなたの気持ちが相手にうまく伝えるお手伝いをするところです

大江橋クリニックの美容皮膚科のモットーです。
このモットーに共感していただいた方に数多くお話してきました。

相手の気持ちをくみ取りながら他人と共存する社会で生きていく私たちにとって、顔はとても重要な働きを担っています。
ですが、親からもらった顔が好きで好きでたまらないとても幸運な人ってどのくらいいるのでしょうか?
自分の顔を好きで好きでたまらない人は世界でどのくらいのいるのでしょうか?

もし、好きならば益々魅力的になるように。
もし、嫌いならば、自分の顔を好きになるために、
自分の気になるところを一つ一つ、治療しませんか?

毛穴、フェイスライン、目の形、唇の形、すべてのパーツが すべて完璧なラインを持ち、形を持つ人は、ほとんどいません。
自分に自信をつける手段は様々です。

スキンケア診察では、表情筋の使い方から毎日のお手入れの仕方を、
そしてメイク方法、レーザー治療、手術、内服治療などなどを、お望みに合わせて追加していけます。

うまく気持ちが伝わるお手伝いをさせていただけたらと思っています。

かかりつけの美容皮膚科をもつこと

日本も、かかりつけの美容皮膚科医を持つのが習慣になりつつあるようです。

お家でしっかりケアしているつもりでも、ケアができない部分を メディカルの力を使って治療することが、美容皮膚科のお仕事です。
ちょっとしたアドバイスで解決することもありますし、治療方法のご提案をすることもできます。

具体的に、クリニックで治せるお肌のお悩みは、多いご相談として、
ニキビ、ニキビ痕、くすみ、たるみ、シワ、シミ、毛穴の開き、口角などのさがり、などがあります。

プロによる医療行為ですので、お値段はお家のケアよりも張りますが、
その分効果を実感しやすく、人にばれない治療、即効性のある治療などオーダーに対応できます。

化粧品、乳液、保湿剤をうまく使いこなせるようにアドバイスをすること、そして医学的な効果をお伝えすることも、 美容皮膚科の役目です。

以前、バージンオイルに抗酸化作用があるとしたコマーシャルがうたれ、オリーブオイルの一番絞りはおおいに売れたようです。
植物オイルの酸化防止作用物質は主にビタミンEとされています。
ですが、オリーブオイルのビタミンE含有量は、菜種オイル、大豆オイルと比べても随分と低容量です。

オリーブオイルが普及したのは、薄くなってきた国庫を増やすため、オリーブの産生を奨励しただけのことだったのだとか。
フランスのルイ16世がオリーブオイルを用いた石けんの税を大幅に減免したおかげで、 オリーブオイルが有名になったのだそうです。
当時は、美容に特別良いとは誰も言わなかったし、美容目的では広まりませんでした。

魅力とは?

1994年のネーチャーに報告された論文の中に、顔の平均を取った顔は魅力的であると評価された。
その中でも魅力的である顔を集めた平均はもっと魅力的であると評価された。
またその魅力的な顔の中で、魅力的な部分をさらに強調した顔はもっと魅力的だったという論文があります。

魅力とは何か?
つまり分かりやすい顔が魅力的と判断したということになります。

平均というのは、大多数なのだから、この世はすべて美女美男になるかというと、そうではありません。
全てが平均的な顔というのはなかなかないからです。

では平均に近づけるには?

平均は時代や文化とともに進化します。
よって魅力は変化するのです。

進化や変化についていくためには、常日頃からメンテを繰りかえすことです。
そのより進化した魅力を分析し、世に普及させるのが美容外科、美容皮膚科の役目です。

ベビースキーマ

例えば、「会社や家で優しくされなくなった。」と思ったら?
動物行動学も取り入れて治療を勧めています。
いわゆるカワイイ顔に近づくように自分を作ってみるのも一つの方法です。

言葉で表現すると、額が大きく、顎が小さく、目と目の離れた顔。

この、赤ちゃんの特徴を捉えた顔は、「ベビー・スキーマ」と呼ばれ、人間の保護したくなる欲求をくすぐるとされています。
ディズニー、サンリオなど人気のあるキャラクターは、この「ベビー・スキーマ」を上手く利用しています。
シンデレラ、白雪姫を思い浮かべてください。

この「ベビー・スキーマ」を見いだすことが出来ると思います。
ディズニーが世界を圧倒したのには、このカラクリが指摘されています。

「保護したくなる欲求」、この欲求は動物行動学の上で解明されたメカニズムです。

年齢不詳になる

「年齢不詳になる」という言葉が溢れています。
女性たちのあいだで「年齢不詳になりましょうね。」は合い言葉ともなりつつある勢いです。
ですが、「年齢不詳ですね。」と言われたら?

もともと不詳とは、つまびらかならずという意味で、
つまり、はっきりしないことや詳しくは分からないことという意味しかなかったはずです。
用法としても、「被害者の身元は不詳のまま・・・」や「職業不詳」、 せいぜい使ったとしても「作者不詳」などという
なにやらどうも”あやしい”というニュアンスが漂う言葉として使っていたはずです。

人は人を評価する際、瞬時に多角的に総合して判断を下しているとおもわれます。
例えば子ども相手なら、自分の経験と照らし合わせて、
「体重がこれくらいで、歯が何本生えていて、このくらいの遊びをしているなら何歳程度かな?」というように。

きっと「年齢不詳」とは
「若く見える面もあることはあるけれど、実は年をくっているね。あなた。」
と値踏みされたということで、
「あらがっていますねぇ。でも寄る年波にはかないませんなぁ。」
と哀れみがこもった言葉かもしれません。

なぜなら本当に身も心も、正真正銘若く見える人には、「年齢不詳」とは使わないでしょう。
また、そこには「人間としてうまく年輪を重ねられなかった人」や
「若つくりをして痛々しい人」という意味も込められていないかと、ついつい探ってしまいます。

年齢を重ねると言うことは、見かけだけでなく、生き方、考え方などすべての要因を あくまでも年相応に身につけていくということが義務のように教えられてきたからかもしれません。

もちろん言語は多様化します。
新しい意味あいを含んできたり、あるいは全く違う用法になる言葉も多くあります。
少なくともこの「年齢不詳」とは、これからも注目株である言葉ではありそうです。

最近は、「美魔女」という言葉も普及しています。
中世では、「あいつは魔女だ!」と他人に指差されないように、火あぶりに処されないように暮らしていたようです。
最近では、「我こそは美魔女である!」と競って手を挙げられる時代になりました。
中世の人々が聞くと、目を回すかもしれません。

私たちは、まず、人の考えや生き方は様々であるという共通認識の行き渡った幸せな時代に生きていることに感謝すべきかもしれません。

何針縫ったの?

手術の糸は、号数によって太さが変わります。 子供の頃は、手術糸は、1号から7号までしかありませんでした。 7号というと、凧糸みたいな太い糸です。 1号絹糸は雑巾を縫うような太さです。 昨今は、手術の技術が繊細になり、もっと細い糸が必要になりました。 まずできたのが、0号の手術糸です。 それより細い糸は、00号、000号と呼ばれました。 で、徐々に0数が増えて、00号の糸は、2−0号と呼ばれるようになり、 000号は3-0号と呼ばれるようになりました。 今では、形成外科で使う最も細い糸は、12-0ぐらいまでです。 12-0は肉眼ではほとんど見えません。 顕微鏡手術専用です。 肉眼で扱えるのは9-0くらいまでです。 ただし、メーカーによって号数の規格が違いますので、太さが少し変わります。 大江橋クリニックでは、同じ号数でも、かなり細い糸のメーカーを採用しています。 顔の手術は、通常7-0から8-0を使っています。 体は6-0、足の裏や頭の中は5-0と少し太い糸を使っています。 5-0が、髪の毛と同じくらいです。 また、糸には使用部位によって白糸(透明)、青糸、黒糸を使い分けます。 たとえば、頭の中を黒い糸で縫うと、髪と糸の見分けがつきにくくなることがあります。 よって、黒い糸の他に薄青の糸を使ったりするのも、一つの方法です。 余談ですが、以前、白糸と呼ばれる透明な糸を、オレンジ色に染めようと紅茶で染めてみたことがありましたが、 糸を結ぶと、結び目の色が真っ赤に見えて、まるで血の点のように見え、使い物にはなりそうにもありませんでした。 大江橋クリニックで使っている手術糸は、 顔の手術をした場合、ほぼ透明に近く見えます。 眼瞼の手術をした場合や、頬の手術をした場合は、7-0号を使うので、近くでよーく寄って見ないと分からないので、 眼瞼の手術をした後、糸がついたまま、めがねをかけて仕事に出られる方が多いです。 さて、何針とは、以前、外科の先生がひと針1センチというキズの長さを計る目安にしていたものです。 昔の基準で、プロレスラーが100針縫ったという記事と、今の基準で100針縫ったという記事では、条件がちがいます。 形成外科や皮膚科的には、何針縫ったか?ということは、あまり重要視されなくなりました。

肌が黄色くなったり、ごわごわして化粧水が入りにくい感じ

お肌が触るとかたい感じになったり、化粧水がはいりにくい感じになったり、 黄色っぽくくすんだ感じ、ゴワゴワした感じ。 家庭用のエステ機器ではうまくリカバリーできにくいことが多いです。 角質はうまくターンオーバーできなくなると、固まってしまい、黄色い肌になります。 硫酸化したケラチンが、うまく還元できないために、接着したままになり、加水分解できなくなるからだと言われています。 古い角質細胞を剥がれやすくするために、触った感じが固くなります。 よって、スチームを当てても当ててもお肌が柔らかくならないのです。 さて、加水分解をすすめるためにはいくつかの治療方法があります。 状態によりますが、主に、ピーリング、レーザーで治療ができますが、スキンケアの方法を見直すことも一つの方法です。

白粉の起源

肌を白く見せるための白粉にまつわる最初の記載は、紀元前アッシリアで、軍人が白粉を刷いたという記録に始まるようです。
古代エジプトでは、肌を白く見せるために白粉をはいたのではない言うのが有力的な説です。
ツタンカーメンの時代になっても、香油を塗ったつやつやした肌が尊ばれ、 白よりも赤に肌の色を変える、肌を明るく見せることに重きがおかれていたと考えられています。

ヨーロッパでの肌を白く見せるための白粉の記載は、古代ギリシャ時代からです。
古代ローマ時代にも、白粉はつかわれていました。
上流階級は高価な鉛白を使った化粧をほどこし、安価なチョークの白粉は使わなかったようです。
その後、キリスト教の影響で、一時公然と化粧をすることができなくなり、顔に塗るという行為が廃れたとされていますが、 中世くらいに、白粉の記載が再び見られるようになります。
貴婦人たちは、白粉や紅や羊の脂で顔を白く赤く化粧をしたと記録されています。
この時代には、脱毛用の練り粉があったと伝えられています。
その後、白粉の需要は、説教師やモラリストの渋い顔をよそ目にどんどん増え続けます。
「最近は絵画の制作がとんと少なくなった。なぜなら女性が白粉を使いすぎるので、絵画に使う顔料にも事欠くようになったためだ。」 という記載が残されています。
マリーアントワネットの時代には、白さを強調する白粉が大流行します。
白い肌は特権階級のものであり、神聖さを出すためのものでもあり、天然痘などの跡形を隠すためのものであり、
または疲労した顔を他人に見せることは、はしたないことだという考えのもと、かなり厚塗りであったようです。

アジアでの白粉の記載は、中国、前漢時代に「女は顔、首、肩に白粉を刷いた」との記載が残されているそうです。
たいする日本では、白粉の記載はずっと後になります。

日本製の白粉が登場するのは、ずっと遅れた持統天皇六年、
僧、観成が日本で初めての鉛白粉をつくり、褒美を得た記録が残っています。
平安時代には白肌を尊ぶ意識が高まり、その美的感覚は、幕末までつづきます。
公の席では男性も白粉をしようしていたようです。
庶民が白粉を手にするのは、江戸時代です。世界で初めて庶民向けの化粧品店が開かれたのは、なんと日本だったとか。
ですが、イザベラバードによると、日本人の化粧は、理解しがたい化粧方法だったようです。

庶民の手を経て、長い経験の歴史を経て、日本のメイク方法は、洗練されていきます。
今では世界からも注目の的です。
時代も環境も変わります。
松下幸之助のお陰で、蛍光灯が一般家庭にも普及し、物を夜でもまじまじとみることができるようになりました。
それにつれて、私たちの生活も、暗い宮廷や御所の奥で、昼間も日の射さない室内や、ろうそくの光に照らされた室内にいて、 キレイにみえればよい、という時代は終わりました。

日中は明るい日の光の元で、夜は明るい蛍光灯に照らされて、顔やアラを隠す扇子も付け黒子もなく、 相手までの距離数十センチという至近距離の生活を送っています。
10年以上前なら、ファンデーションが、現代の扇子や付け黒子の働きをしていました。
ですが、ファンデーションは、どんなに高性能であっても、お肌のつや感を奪ってしまいます。
また、つけていることが見た目にすぐに分かり、隠したい地肌が透けて見えてしまいます。
お肌のつや感は光の反射で生まれます。
ラメをいれたりパールを入れたり細工をしても、素肌と同じ反射率にはなりません。

ノーファンデ女子という言葉が流行しています。
いかにファンデーションを塗らない、あるいは薄くして肌の質感をキレイにみせるか?という特集が雑誌には組まれています。
私たちは、ファンデーションにも頼らなくてよい時代に生きています。
白い肌が一番であるという認識も、今では変化しつつあります。
ファンデーションで、昔のように肌を隠さなくても治療ができるようになりました。
「テクスチャー」を気にするヨーロッパにならい、テクスチャーを最近は気にかける方が多くなっています。
美容はブームがあります。
白い肌はレーザーで手に入ります。
その事実が広く浸透したことは、私たちにとって、とてもうれしいことです。
白い肌を希望する方のもつ、肌の白さが、10年前と比べて、明らかにただ白いだけでない透明感をもつ白肌になってきています。
美肌レーザーの浸透年齢が、ここ10年でぐっと引き下がってきたためかと思います。
10年前の美肌レーザーは、おばさまになったらするものと言った感覚があり、おばさまの専有物でした。
若い方達にも、簡単に白い肌が手に入るようになったため、人の心は、テクスチャーに心が向きはじめたのかもしれません。
あるいは、世界が狭くなったため、表情を隠してしまう日本的コミュニケーションから、 表情を大事にする海外的なコミュニケーションに変化するにあたり、塗りこむ化粧方法は不都合になったためかもしれません。

透明感

「膚如凝脂(はだぎょうしのごとし)」という一行が詩経に残っています。
詩経は、紀元前1千年紀の書籍とされていますので、 中国では、周の時代には、白い肌に対する美意識が存在したことが伺えます。
日本でも白い肌は、美を表す表現に多く書き残されています。
白い肌に対する美意識は、大陸から伝わり、平安時代、貴族たちによって国風美の基礎が作り上げられたそうです。
源氏物語、紫式部日記からの引用です。
(紫の顔に対する描写)白く美しげに、透きたるやうに見ゆる
(式部のおもとの描写)色いと白くにほひて、顔ぞいとこまかによしばめる。
もともと、貴族は御簾に囲まれた生活をしていたので、日焼けはしなかったと思われますが、 透明感の記載はここかしこに見受けられます。
少なくとも、これらより、平安時代には、透明感のある白い肌が好まれていたと推察できます。
現代から、いにしえの白肌をおもうとき、テレビや漫画にでてくるような、 壁のように厚塗りした真っ白な顔を思い浮かべがちですが、 むしろ透明感に重きが置かれていたのではないかと考えられています。
実際に、当時の白粉を再現してつけた実験にも、 ぼってりとした今で言うマットな肌でなく、薄ぼんやりと白く見えるかな?と思えるような付き方だったと記載されています。
長い間、関西には御所がありました。
そのためか、庶民まで肌を大切に整える習慣が早くから始まっていたのだそうです。
情報の伝達が遅い時代には、県が違えばもう他国です。風習も何も、全く違ったことでしょう。
美はエレガンスに深く結びついているため、御所の近くにいれば、情報は早くに庶民に広まったものと思われます。
そのためか、現代においても、京都とネーミングのつく化粧品や化粧グッズは飛ぶように今でも売れるのだそうです。
反対に、「富士山の見える国に美人無し」と昔の人は言ったそうです。もちろん、現代ではそういうことはないと思いますが。
水の問題ではなさそうです。
富士山麓の水、信州の南アルプス天然水として売り出されています。
富士山の近くの県の紫外線照射量は、他府県に比べて多いことが知られています。

美しいと感じる顔

いにしえ学びをしてみると、美女の文献は世界に数多く残されています。

中国の楊貴妃は、
天性の美は自然と捨て置かれず、ある日選ばれて皇帝の側に上がった。
視線をめぐらせて微笑めば百の媚態が生まれる。これには後宮の美女の化粧顔も色あせて見えるほどだ。
春まだ寒いころ、華清池の温泉を賜った。温泉の水は滑らかに白い肌を洗う。
侍女が助け起こすとなよやかで力ない。こうして晴れて皇帝の寵愛を受けたのであった。
やわらかな髪、花のような顔、歩みにつれて金のかんざしが揺れる。芙蓉模様のとばりは暖かく、春の宵を過ごす。
髪は・・・
腰は・・・
顔は・・・
肌は・・・と事細かに形容されています。

ヨーロッパでも同じように事細かに形容がされています。
13世紀のフランスの物語の中にも、
可憐な巻き毛の金髪の乙女。
青い目は笑みをたたえ、その顔立ちはみるも麗しい。
唇は真夏のバラやサクランボよりも鮮やかに赤く、歯は白く小さく、固い乳房は服の下に並んだ二つの丸い木の実を彷彿とさせる。
華奢な腰は、両の手を回せるほど細い。
その肌はこの美しい乙女が通りすがりに踏んだひな菊がひどく黒ずんで見えるほど白かった。
(オーカサンとニコレート)とあり、想像も含まれた、かなり直接的な形容になっています。

対する、日本の美人の形容の記載を探してみると、
麗美しき嬢子、
その顔容麗美し、
その容姿甚麗し、
其の容姿端正
御かたちすぐれ給へる
眉のけざたかになりたるもうつくしくう清らなり
などと、美に対する、顔の造作、姿形に対する具体的な形容はみられません。
絵巻物にもその傾向は見て取れ、貴族の顔は、引目鉤鼻という一律の顔で表現されています。
この形式は、浮世絵にも同じ特徴を見いだすことができ、明治にまで引き継がれた様式だと思われます。

では逆に、形容を細かくする描写する場合をあげると、
源氏物語の末摘花の一説には、
うちつぎてあなかたと見ゆるものは御鼻なりけり、ふと目ぞとまる普賢菩薩の乗り物と覚ゆ、
あさましう高くのびらかに、先の方すこし垂りて、色づきたること殊の他にうたてあり
などと、色、形をきっちりと細かく分析し、かつ普賢菩薩さんが乗ってるみたいな
などどちょっとチクリとイケズな部分も取り混ぜて描写されています。
絵巻物でも、同じことが言えます。
容貌が醜と判断された人物や階級が下層の人物は、こと写実的に滑稽に描かれています。
これらより、美は一つのカテゴリーに分類されるのに対し、 平均から外れた顔や体つきは、言葉でも絵でも、こと写実的に描写されていることがわかります。
つまり日本では、美は様式化し、醜は写実具体化する習性があるのではないかと分析されています。

日本特有のこの、美を細かに形容しない独特の表現方法は、現代にも言えそうです。
きれいな人を 「きれいな人」 「美人の奥様」 「かわいい方」とはいうものの、 どこか特徴が強い顔は、そこを論って表現しがちです。

では、美のカテゴリーに入るためには、 ある程度の平均化したカテゴリーに入っていることが求められるのではないかと思います。
日本人は平均からはずれた特徴を個性とは認識しないと考えて良さそうです。
これが、形成外科を他国よりも、より早くに発展させた日本の特徴かもしれません。
これはイギリスにも共通する特徴で、あまり知られていませんが、イギリスは、実は形成外科の概念をつくり、 形成外科を最も早く発展させた国です。

正面顔が一番大事にかんじるわけ

次いで、お教えいただいところによると、日本人は、少し斜めか、真っ正面の顔に関心が高く、 横顔に対しての関心がかなり薄く、かつ感じ入るところが少ないのだそうです。
中高(なかだか)とは、顔の立体性を表す言葉で、ほどよく鼻が高い顔をさし、平安時代には美を表現する言葉として使われていたそうです。
中高の顔は、江戸時代に入ってからも、美の基準として浸透していたそうです。 好色一代男にも、「口びるそって中高なるかおにて」という記述をみることができます。
この中高は、欧米人のような立体感ではなく、鼻筋が通った顔という意味で使われていたそうです。
その反対を示す言葉としては、 「ぐるり高」、「中ひく」、「中びく」というそうですが、「ふらそこ」というのが現代にも通用する言葉のようです。
真砂屋お峰にも、三条西家のお姫様の顔の表現に、 「色は白いが鼻の低い、江戸ならさしづめ”ふらそこ”というあだ名のつきそうな不器量もの」と記載されています。
(例えばガラスの牛乳瓶の底のように、真ん中がへこんでいるという表現です。) 思うと、中高の顔であれば、現代にも通用する顔だと思われます。
ですが、こんなにも長い時代にわたり、中高がもてはやされたにもかかわらず、 日本の絵画には、横顔を描いた絵はほとんど見あたらないそうです。
平安時代の絵巻物も浮世絵も、少し斜め前から見た絵がほとんどで、 日本の絵画で、横顔を描いた絵画を検索すると、 ほとんどが、鼻根が描かれていなかったり、目が顔のそとにあるかのように描かれていたり、 輪郭は横でも、顔の造作は正面向きに描かれていたりと、不自然な絵画しか残っていないそうです。
考えてみると、日本人の正面顔から少し斜め顔を好む現象は、現代にも続きます。
選挙プランナーによると、横顔の選挙ポスターにはほとんど採用されないのだとのこと。
浮世絵のように少し斜め前からの顔か、真っ正面の顔に関心が持たれる傾向は、現代にも続いているようです。
長い美意識の歴史がそこにはあったようです。

効果のある治療をリーズナブルに

こちらも、美容皮膚科のモットーです。
すべてに低コスト化が進みつつあります。

車 部品をつくっている会社の社長さんのお話によると、 「今までは、1000回負荷に耐えられる部品をつくるなら、1200回は負荷に耐えられる部品をオー ダーされていたのに、 数年前は、1001回耐えられればいいとなった。それでも危ぶんでいたのに、 今は900回負荷に耐えられる部品ならいいというオー ダーに変わってきている。
エンジンを以前は一番安い車に積んでいた物を今は二番目に安い車、二番目に安い車に乗せていたエンジンを3番目に安い車と、 どんど ん下げて使うようにオーダーされるようになった。
日本製品が長持ちするというのは神話になってしまうかもしれませんね。」 とのこと。家電や携帯電話にも同 じ事が言えるそうです。

新機種を期限付きで次々に発表しなければならないので、負荷をかける時間が少なくなったりと、 低コスト=全てよしと言うわけには、いかないようです。
安さにひかれて、その分、効果は期待しないという治療は寂しいものです。
美容の品質は今まで通りに、大江橋クリニックの美容は価格以上の物をご提供しています。 ご期待ください。